【柏市】映画館を未来へ。「キネマ旬報シアター」がクラウドファンディングを12月31日まで延長。映画文化を守る最後の挑戦

柏駅そばのミニシアター「キネマ旬報シアター」が、建物の基幹設備リニューアル工事のため実施しているクラウドファンディングを、2025年12月31日まで延長しています。キネマ旬報シアター前身の映画館(1992年に開館)以来使用されている空調や配管設備が老朽化しており、営業継続のためには全面的な更新が必要な状況です。キネマ旬報シアタープロジェクトは2025年8月に開始され、これまでに2,000名を超える支援が集まりましたが、現状では応急処置しか難しく、長期的な営業継続を目指すためには新規設備の導入が欠かせません。キネマ旬報シアター目標額は空調設備の新規入れ替え費用4,500万円。新設が実現すれば、少なくとも10年間は安心して稼働できるといいます。キネマ旬報シアター鑑賞チケットやオリジナルグッズ(トートバッグ、Tシャツ、グラス、ステッカーなど)といった返礼品も用意されています。キネマ旬報シアターさらに高額支援者には「劇場スクリーン一夜貸切」や「専用シート年間確保」などの特典も用意されています。キネマ旬報シアターキネマ旬報シアターは、2013年にオープンした「キネマ旬報」直営の劇場で、国内外の名作やインディペンデント作品、ドキュメンタリーなど多彩な映画を上映しています。キネマ旬報シアター映画ファン向けトークイベントや、近隣の小中学生を無料招待する上映会など、地域に根ざした活動を続けています。キネマ旬報シアター同館は、「映画館は“贅沢”ではなく社会に必要な場所」「人々の物語を共有する空間」との想いを掲げ、「感情と感性を育て、時代の空気を伝える文化施設」の拠点として地域に貢献してきました。キネマ旬報シアター今回の延長は「映画館の空調が止まる=上映が止まる」という現実的な危機を回避するための最後の挑戦です。キネマ旬報シアタープロジェクトページでは「映画館の灯を守るため、もう少しだけ時間をください」というメッセージが掲げられています。キネマ旬報シアター映画ファンはもちろん、柏の街の文化を愛する方にとっても、大切な場所を未来へつなぐ機会となりそうです。

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