【柏市】独占インタビュー!マイナビキャリア甲子園決勝進出!芝浦工業大学柏高等学校「芝柏生徒会科学班」の挑戦

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株式会社マイナビが主催する「マイナビキャリア甲子園」は、高校生がチームを組んで企業からのテーマに挑戦するビジネスアイデアコンテスト。第11回大会には、過去最高の11,595名・3,136チームが参加し、「Discovery 部門」と「Innovation 部門」に分かれて、全国の高校生が熱い戦いを繰り広げています。
「日本生命」や「河合塾マナビス」「アート引越センター」など、計10社の協賛企業が出題したテーマと向き合い、昨年から課題に取り組んできた高校生たち……。
いよいよ書類審査、プレゼン動画審査、準決勝を経て、各企業が指名した「代表チーム」が決勝大会で激突します。
【Discovery部門】決勝出場「芝柏生徒会科学班」にインタビュー!

芝柏生徒会科学班の(写真左から)吉田さんと山本さん。
見事「Discovery 部門」で決勝進出を果たした芝浦工業大学柏高等学校の「芝柏生徒会科学班」が選んだのは、Dynabookのテーマ──「35年前に冒険者としてノートPC市場を切り拓いたdynabookのように、AI時代の冒険者として、世界が抱える社会問題を解決し人類が快適に暮らせる新時代へと導くPCやサービスを創造せよ」という挑戦的な課題。
それに対して「芝柏生徒会科学班」は、Dynabook社のエッジAI技術を活用し、表情や肌の色を用いて「疲労度」を測定するサービスを提案しています。
今回は、決勝大会を目前に控えた「芝柏生徒会科学班」の山本さんと吉田さんに、出場のきっかけやアイデアの誕生秘話、そして大会への意気込みを伺いました。
―先生も知らなかった「マイナビキャリア甲子園」への出場経緯
山本さん:マイナビキャリア甲子園に出場経験のある友人に勧められて、チャレンジしようと思いました。最初はゼロからの挑戦でしたが、ここまで辿り着くことができたのは、学内の部活仲間や、別のビジネスコンテストで優勝経験のある大学生のサポートのおかげです。
吉田さん:ここだけの話、先生に報告したのは決勝進出が決まってから(笑)。テーマ選択から企画の立案、コネクションの確立まで、すべて自分たちでやりました。
―決勝戦まで勝ち抜いた「アイデア」の秘訣は?
吉田さん:どのテーマを選ぶのか、どんなアイデアで進めていくのかを決めるまでには時間がかかりました。でも、方向性が定まってからは順調に進みましたね。これから社会に出る僕たちにとって、『過労死』というワードは衝撃的だったので。
山本さん:日本の労働環境について調べる中で、僕たちが働きたいと思える社会を作りたいと考えるようになりました。AI技術を活用すれば、働き方を変革し、より良い労働環境を生み出せるのではないかと意気投合したんです。
吉田さん:この問題に対して、僕たちの強みであるデジタルテクノロジーやAIを活用すれば、より良い解決策を生み出せると考えました。
―意見がまとめるまで、たくさん衝突したと思いますが…
山本さん:意見の衝突はいつものことですね(笑)。でも、意見を擦り合わせながら、それぞれの役割を果たして乗り切りました。
吉田さん:山本くんは全体を見渡してロジカルな判断をするのが得意で、僕はITリテラシーを活かして、それを具体的な形に落とし込む役割を担っていました。お互いの強みを活かしながら、足りない部分を補い合えたのが成功の秘訣かもしれません。
―優勝がゴールではない。将来への展望とは?
山本さん:今回の大会を通じて、ゼロからアイデアを生み出し、形にする経験を積むことができました。特に問題を分析し、論理的に解決策を組み立てる力が身についたと思います。この経験を将来の進路や仕事に活かし、社会の課題解決に貢献できるような人材になりたいです。
吉田さん:僕はAIやIT技術を活用することが得意なので、今回の経験を活かして、将来的にはテクノロジーの力で社会をより良くする仕事に携わりたいです。特に働き方改革や生産性向上の分野で、新しい価値を生み出せたらと思っています。
【柏市民必見】決勝大会は生放送でご覧になれます!
決勝大会に向けた意気込み
山本さん:興味のあるものすべてに挑戦してきた5年間。さまざまな苦悩や意見がぶつかり合った半年間。この大会のテーマである『冒険者』のように、僕たちも挑戦し続けます!
吉田さん:Dynabookの二連覇を目指し、昨年とは違ったプレゼンで優勝を果たしたいです。僕たちのアイデアが、より良い未来につながることを証明したいと思います!